お得か否か?nanacoやファミマTカードでの年金支払い

お得か否かnanacoかファミマTカードでの年金支払い
国民年金保険料の支払いは、銀行や信用金庫といった金融機関だけでなく、コンビニでも行うことができます。

現金払いだけでなく、セブンイレブンではnanacoに、ファミリーマートではファミマTカードに金銭をチャージしておけば、それらのカードで支払いができます。

nanacoかファミマTカードで支払いを行うとお得になるのかを説明します。

nanacoとファミマTカードのポイント付与の仕組み

nanacoとファミマTカードは現金の代わりにコンビニでの支払いに利用できるコンビニカードです。

あらかじめコンビニカードに金銭をチャージしておき、コンビニカードを使ってコンビニで物品を購入すると、その購入額に応じたコンビニカードポイントが付与されます。

付与されたコンビニカードポイントは次回以降の物品購入時の支払いに利用することができます。

さらに、コンビニカードと定められたクレジットカードとを対応付けておくことにより、クレジットカードから金銭をチャージすることが可能になっており、チャージ金額に応じたクレジットカードポイントが付与されます。

すなわち、クレジットカードからコンビニカードにチャージした金銭で支払いを行うことによって、コンビニカードポイントとクレジットカードポイントとの両方が付与されることになります。

しかし、コンビニカードポイントはどんなものを購入しても付与されるわけではありません。

例えば、タバコ・切手・クオカード・ビール券といった一部の物品は付与対象外です。

国民年金保険料の支払いもポイント付与の対象外とされています。

ただし、クレジットカードからチャージしていた金銭で支払う場合は、クレジットカードポイントは付与されます。

国民年金保険料の支払いにnanacoとファミマTカードは使えるものの…

日本年金機構から送付される納付書による支払いを行う場合、「月払い」、「6ヶ月前納」、「1年前納」、「2年前納」のいずれかで納付することが可能です。

前納は一括で国民年金保険料の支払いを行う仕組みで、まとめて支払うことによる割引制度が設けられています。

2018年度の月々の国民年金保険料は16,340円ですが、半年前納の場合は約133円、1年前納の場合は290円、2年前納の場合は約600円が一月当たりの割引額です。

前納期間が長いほど、割引金額が大きくなります。

「それなら、コンビニカードにクレジットカードから金銭をチャージしておき、それで支払えばクレジットカードポイントが大量に付与されるからお得だ」と思われるかもしれません。

ただ、コンビニカードにはチャージ上限額があります。

nanacoは5万円、ファミマTカードは3万円がチャージ金額の上限です。

2018年度の国民年金保険料を基準にすると、半年前納の場合でも支払金額は97,240円になります。当然ながら、1年前納と2年前納はもっと支払額が大きくなります。

すなわちコンビニカードで可能なのは月払いだけであり、前納を選択することはできないのです。

結局得するケースとは

まとめると、国民年金保険料をnanacoかファミマTカードで支払いを行って得するのは、「これらのカードにクレジットカードから金銭でチャージしていること」と「クレジットカードからチャージした金銭で国民年金保険料を月払いで支払うこと」とが両立している場合だけになります。

クレジットカードのポイント付与率にもよりますが、通常は1年前納や2年前納で支払うほうがお得になると言えるでしょう。